ドーモこんにちは、カモンサイクルの嘉本です。
今回は、自転車旅の中でも特に印象深い秋田県の話。
下の写真に山形県が映り込んでますが、心霊写真の類ではなく、新潟から秋田に向かう際に山形に掠るので義務的にパシャリ。
と、どうでもいい話は置いといて・・・
右上の写真でわかる通り、怪我をしまして。
しかも、単独ですっころんだとかではなく、ひき逃げに遭いました。
下の写真は衝撃で破れてしまったパニアバックですね。(T_T)
怪我の方は大したこともなく、破れたパニアバックと見た感じ大丈夫そうな自転車は後日逮捕された加害者の保険から、支払いをしてもらい新品を購入。何とか旅を続ける事が出来ました。(*´ω`*)
ここまででも中々に印象深いのですが、更に脳みそに深く刻まれる出来事が・・・
何かと言いますと、事故に遭った道路向かいに飲食店がありまして、事故直後に衝突音を聞きつけてお店のご主人が駆けつけてくれたのです。
あの時は本当に助かりました。
利き腕が痺れ、頭が混乱してる中、安全な場所に誘導して頂き、警察への連絡、更には警察署での聴取?証言?何て言うのかわからんけど、営業中にわざわざ車で来ていただき・・・
自転車旅で差し入れなどの心が温まる話は数多くあるのですが、これは本当によく覚えています。
因みに、事故の後は一度大阪に戻り、けがの治療と保険屋とのやり取りを済ましてから再び秋田県に戻り、再スタートしました。約1ヵ月かかりました。(´・ω・`)
右下の飯画像は、再スタートの際に、助けて頂いたご主人のお店で食べた昼飯です。
特に連絡はせずに、ふら~っと自転車で乗り付けて手土産(たこ焼せんべい)を持って入ると、お昼時とあって大繫盛!
ご主人は厨房で忙しそう・・・
奥さんと目が合い、会釈をしても反応が薄い・・・覚えてないか?
やべー心が折れそう!(笑)とりあえず席について、普通に昼飯を食べ(美味かった!)、お会計の時に、恐る恐る「1ヵ月ほど前に助けて頂いた・・・・・」なんて日本昔話みたいな事を伝えてたこ焼せんべいを手渡すと、そこで奥さんが「あ~あの時の!」的な反応になり、ホット胸を一撫で。
忙しい中ご主人も飛び出して来てくださり、直接感謝の気持ちを伝えることに成功。
その後、青森でパンク地獄にはまるまでは、かつてないほどの幸せな気持ちで旅が出来ました。
自転車旅に限らず、単独行動には孤独がつきものですが、地元の人との交流などで楽しさが倍増するのも単独行動での醍醐味だと僕は思っています。
悪いこともありますが、良いことは更にあります!※個人の意見です。
そこのあなた!自転車旅はいいぞぉ~(チラッチラッ)|д゚)
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